・塗装エリアでのワーク移載に最適化、新たな塗装ライン構築に貢献
㈱安川電機は11月27日、揮発性のある塗料を使用する塗装エリア内での使用に対応した防爆仕様のハンドリングロボットMOTOMAN-MHP45L (可搬質量45kg、最大リーチ2850mm) の販売を開始したと発表した。
安川電機は、スマートフォンなどの小物用途から自動車などの大型用途まで、それぞれの用途に最適化した塗装ロボットのラインアップを幅広く取りそろえている。これまで、塗装エリア内でのワークの移載は、揮発性のある塗料を吹き付けるなどの工程があるため、移載用専用装置もしくは防爆構造をもった塗装用ロボットで代用することが一般的だった。しかし塗装用途ロボットでの移載には、可搬質量の上限などの条件により移載が可能なワークに制限があった。こういった制限に対応するため、塗装ロボット開発で培った技術・ノウハウを生かし可搬質量45kgと大型ワーク移載ができる防爆仕様を施したハンドリングロボット“MOTOMAN-MHP45L”を製品化した。
このロボットは塗装エリア内に設置することができ、塗装ブースのコンパクト化や移載用の専用装置を必要としない塗装ラインの構築が可能となる。安川電機は多様化する顧客の幅広いニーズに応える。
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