オークマ、高精度大型立形マシニングセンタ「MB-80V」を開発

・半導体製造装置・自動車金型等の大物部品加工に最適

 オークマは11月12日、大物部品加工に最適な高精度立形マシニングセンタ「MB-80V」を開発したと発表した。高精度・高速・強力切削で高く評価されている立形マシニングセンタMB-Vシリーズの大型展開となるMB-80Vは、半導体製造装置や自動車金型の大型化に対応するスマートマシンとして最高の品質と生産性を提供する。

■MB-80Vの主な特長

①大きな加工エリアを省スペースで提供

 テーブルサイズを最大活用し、クラス最大の加工エリアを最小のスペースで提供。テーブルサイズ 1,600mm × 800mm軸移動量 X:1,600mm、Y:1,050mm、Z:600mm。

②AI技術とサーモフレンドリーコンセプトによる優れた精度安定性と長時間無人運転

 AI技術を活用した予知保全技術により計画的なメンテナンスを行い、マシンダウンを未然に防止する。また、「サーモフレンドリーコンセプト」を採用し、同サイズのマシニングセンタとして世界最高水準の寸法安定性(温度変化8℃における経時寸法変化8μm)を誇る。

③「止まらない機械」を実現する高い切粉処理性能と拡張性

 高い切粉処理能力で、機内の清掃作業を激減させます。また、多彩な自動クランプの実現など、フレキシブルに自動化に対応できる。

④生産リードタイムの大幅短縮

 強力主軸による高能率加工やNC 制御技術「Hyper-Surface」で加工時間を短縮する。

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