デンソーウェーブとアールティが業務提携、オープンソースを活用したロボットシステム開発のサポートを開始

 ㈱デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町)は11月7日、ロボット・人工知能に関するエンジニア育成・コンサルティングを行う㈱アールティ(東京都千代田区)と、2019年10月1日に人協働ロボット「COBOTTA」におけるROS(Robot Operating System)に関する顧客からの問い合わせ業務について提携したと発表した。この提携により、人協働ロボット「COBOTTA」に関するROSのサポートを強化し、ロボットシステム開発支援を目指す。

 昨今、ロボットプログラミングを学習する教育分野においてROSの活用が増加している。一方でROSはオープンソースという性質を持ち、開発者同士でノウハウを共有して開発を進めるため、公式なサポートがなかった。

 こうした中、教育分野向けに人協働ロボット「COBOTTA」を展開しているデンソーウェーブと、ROSConJPの運営等にも協力し、ロボット/AI教育を国内外で展開しているアールティが業務提携することでオープンソース領域のロボット開発支援に取り組み、ロボットユーザのサポートを強化する。

<㈱アールティの概要>

社名:株式会社アールティ

代表者: 代表取締役 中川友紀子

設立:2005年9月

資本金:1億円

業務内容:

・ロボットおよび人工知能に関する企画、開発、製造、販売、導入支援、リース、輸出入、設置工事ならびに保守管理

・ロボットおよび人工知能に関する教育ならびに技術指導

・ロボットおよび人工知能に関する調査ならびに研究

・ロボットおよび人工知能に関する各種コンサルティング

・ロボットおよび人工知能に関する各種イベントの企画、制作、実施ならびにコンサルティング

WEBサイト   https://www.rt-net.jp/

※1 ROS:Robot Operating System(ロボットオペレーティングシステム)の略。ロボットシステム開発ツールやライブラリが含まれたオープンソースソフトウェアを指す。全世界に公開され誰でも自由に利用できるため、ロボットシステム開発速度を向上させることができる。

 ニュースリリース