川崎重工業と㈱オプティム(東京本社:東京都港区、菅谷俊二社長)は11月5日、業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
両社は、様々な産業での活躍が期待される精密機械・ロボットをネットワークに接続し、得られる情報をAIが解析するプラットフォームを構築することで、精密機械・ロボット分野におけるAI・IoT技術を生かした、新たなビジネスソリューションの早期開発・事業化とグローバル展開を目指す。
川崎重工は精密機械・ロボット分野において、50年以上蓄積された豊富な知見やグローバルなサービスネットワークを有しており、オプティムはAI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」などのAI・IoTサービスや技術、実用化ノウハウを有している。オプティムは、川崎重工の精密機械・ロボットカンパニーの製品向けにオープンプラットフォーム型のAI開発のベースを提供するとともに、オープンプラットフォーム上の個別のAI開発案件にも関わる。
少子高齢化による人手不足やデータ通信技術の発達などを背景に、AIやICT/IoTを活用した製品・サービスの需要が拡大している。川崎重工とオプティムは、両社のシナジーを最大限に発揮し、高度なAI・IoT技術を応用した精密機械・ロボットアプリケーションやITプラットフォームの開発・事業化を通じて、産業の発展と人々の健やかな暮らしの実現に貢献する。
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