兼松エンジニアリング、新工場建設計画を一部変更、着工時期を3カ月延ばす

 兼松エンジニアリングは10月30日、5月14日公表済みの新工場建設計画を変更すると発表した。

 同社主要製品である強力吸引作業車と高圧洗浄車は、首都圏を中心とする都市再開発事業向け需要に加え、全国的なインフラ整備・長寿命化等に伴う幅広い需要に支えられ、高水準の生産活動が継続している。

 現在、高知県南国市明見地区と高知市布師田地区に分散している生産拠点を集約し、更に主要製缶部品製作を担う協力会社2社が隣接することで、よりスピーディーな生産体制を構築し、十分な生産スペースを確保することで工場内の動線を見直し、生産性の向上と品質の維持を図る。また、主要協力会社とあわせ高台移転することで、南海トラフ地震対策とし、万一の事態においても生産体制を維持するもの。

 今回の新工場建設計画の進展・見直しに伴い、2019年5月14日に公表された内容のうち、着工時期は2019年10月から2020年1月に変更、竣工時期は2020年11月から2021年3月に変更している。

<取得資産の内容>

名称:高知中央産業団地工場(仮称)

所在地:高知県高知市一宮字大坂4786番33及び34(高知中央産業団地B区画及びC区画)

敷地面積:26,474.75㎡

投資額:約40億円(土地、建物、設備等)

着工:2020年1月(予定)

竣工:2021年3月(予定)

資金計画:自己資金及び金融機関からの借入金(予定)

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