ブリヂストン、タイの建設・鉱山車両用タイヤ新工場で開所式を開催

 ㈱ブリヂストンは10月25日、子会社であるブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング(タイランド)カンパニー リミテッドが、10月24日、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ新工場の開所式を開催したと発表した。開所式には、BOI(タイ投資委員会)、ラヨーン県、日本大使館など、多くの関係者が出席した。

 ブリヂストングループは、タイにおいて53年にわたる事業活動で築いてきた事業基盤・ネットワークを有しているが。これに新工場が加わることにより、同国の経済および産業の更なる発展に貢献ができると考えている。

   新工場は、日本を除くアジアで初めての建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ工場であり、グローバル供給拠点のひとつとして位置づけられる。新工場開設により、中長期的な需要の変化に柔軟に対応する生産供給体制の構築が可能となる。

 開所式では、ブリヂストンの東正浩執行役専務が、「ブリヂストングループは『最高の品質で社会に貢献』することを使命として掲げており、高品質・高付加価値のタイヤをお客様に提供することで事業を発展させ、タイ国および地域社会に貢献できるよう努めてまいります」と述べた。

 ブリヂストングループは、需要の変化に適切に対応しながら、顧客のニーズに応じた高品質な商品をタイムリーに提供できる体制を構築していく。

<新工場概要>

会社名:Bridgestone Specialty Tire Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.

(ブリヂストン スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング (タイランド) カンパニー リミテッド)

所在地:タイ ラヨーン県 アマタ・シティ工業団地

生産品目:建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ

代表者名:吉崎 聡

敷地面積:約87万㎡

生産能力:約35トン/日

 ニュースリリース