加藤製作所、世界市場向けの51トンRTを発売

㈱加藤製作所:2019年10月2日

 ㈱加藤製作所は、 2019年上半期に世界市場向けに51トンのラフテレーンクレーンSR-500LXを発売しました。

■Boom and Jib “EJIB”

 この最先端の移動式クレーンには、安全で効率的なジブ展開を可能にするスーパーラッフィング「EJIB」メカニズムが装備されています。42mのブームと13.7mのスーパーラッフィングEJIBがあります。また、強力なリフティングパフォーマンスと安定したリフティングパフォーマンスをそれぞれ提供する2つのリフティングモード、つまりモードAとモードBを採用しています。ジブが不要な場合、ジブなしのクレーン操作を可能にする、ジブなしの吊り上げ能力が利用可能です。

■人間工学に基づいたキャブデザイン

 新しく採用されたジョイスティックレバー、LCDクラスターメーター、タッチスクリーンCOR情報ディスプレイを備えたアップグレードされたキャブ。簡単に搭乗するためのテレチルト付きのコンソールとサスペンション付きのシート。また、調整可能なサンシェードが装備されています。

■新しいACS(自動クレーンシステム)

 さまざまな動作構成への直接的な変更に即座に応答する自動安全装置機能。動作中の安全性を高める一連の制限機能があります。高輝度カラーLCDを備えた新しいACSは、図解されたキースイッチを提供し、各操作の機能をすばやく識別できるため、操作が簡単になります。

■タッチスクリーンCORディスプレイ

 これは、たとえば燃料消費量、運転時間などのさまざまな情報を示す色付きのディスプレイです。また、クレーン運転中に最適な作業エンジン速度に調整することで燃料を節約するECOスイッチを含むさまざまな機能を提供します。非動作中は、自動最小制御の採用により、油圧ポンプの出口と燃料消費も大幅に削減されます。

 詳細は→ ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。