コマツは10月18日、新型のミニショベル「PC18MR-5」「PC20MR-5」「PC25MR-5」を今年10月、11月に発売すると発表した。当該機は、より安心して、より使いやすく、より快適に使ってもらうために、顧客目線で「使いやすさ」を追求した。
「PC18MR-5」は、ブームシリンダ背面配置構造を採用したことにより、ダンプへの積み込み時や深堀り作業時にシリンダをぶつける心配をすることなく作業可能。さらに定評の複合操作性が加わることで作業効率をコマツの従来機に比べて15%(※1)向上させている。
「PC20MR-5」「PC25MR-5」は、スイングシリンダを車体の左側に移設したことにより、左スイング時の車体からのはみ出し量を大幅に縮小し、壁際での作業時にシリンダのはみ出しを気にせず安全かつ快適に作業できるようになった。
そのほか、機械質量について「PC20MR-5」は標準仕様だけでなく、キャノピ、アームクレーン仕様でも2t未満に抑えているほか、今回新たに2.5tクラスに追加した「PC25MR-5」は、フル装備(※2)でも3t未満に収まる設計。それぞれ2tトラック、3tトラックで遵法輸送が可能で、高い輸送性を実現している。
さらに、3機種に共通して、左右どちらからでも乗り降りできるウォークスルーフロア構造を採用したほか、3~5tクラスの上位機種と共通のセミハイバックシートの標準装備と広々した足元スペースの確保により快適なオペレーター空間を実現した。また、安全面では、ロックレバーロック解除スイッチや、シートベルト未装着警報を新たに追加して安全性を高めている。
※1 作業量データは社内実測比較結果によるもの。作業条件により変わる。
※2 鉄シュー・ゴムパット、キャブ、アタッチメント配管、アームクレーン仕様
詳細は→ ニュースリリース
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