AEM、2019年9月の農業機械販売台数を発表

 AEM(Association of Equipment Manufacturers):2019年10月11日

 AEM(全米製造業協会)の最新データによると、9月は米国およびカナダのトラクターおよびコンバインの小売販売全体でかなり堅調な月でした。

 米国の9月の農業用トラクターの総販売台数は、昨年と比較して18.7%増加しましたが、自走式コンバインの販売台数は12.3%増加しました。米国のトラクターの総販売台数はほぼ5%増加していますが、自走式コンバインの販売台数は1.8%増加しています。

 2輪駆動トラクターの米国全体の販売台数は、1年前と比較して9月に19.2%増加しました。40HP未満のトラクターの販売台数は18.4%増加し、40-100HPトラクターの販売台数は21%を超え、100台HP以上のトラクターの販売台数は19.1%増加しました。逆に、4輪駆動トラクターの販売台数は5.2%減少しました。

 カナダの農業用トラクターの総販売台数は13.7%増でしたが、自走式コンバインの販売台数は25.5%減でした。年初からのカナダのトラクターの総販売台数は4.4%減少していますが、自走式コンバインの販売台数は27.7%減少しています。

 Ag ServicesのAEM上級副社長であるCurt Blades(カート・ブレード)氏は次のように述べています。

 「米国とカナダの両方で、数字は引き続き堅調であり、交換市場に支えられています。しかし、私たちは、メンバー全体から、農業経済全体についての真の懸念を聞き続けています。農民は遅れた収穫シーズンを開始するので、天候の不確実性と顕著な貿易交渉の両方が彼らの心に重くのしかかっています。しかし、USMCAの批准が農業市場を取り巻く不確実性のいくらかを緩和するのに役立つことを望み続けます。」

 完全なレポートは、Ag Webサイトの「Ag Tractor and Combine Reports」の下の「Market Data」セクションにあります。

 米国:2019年9月の実績

 カナダ:2019年9月実績

■AEMについて

 AEMは、世界中の農業および建設関連産業部門に1,000社以上の企業と200以上の製品ラインを持つオフロード機器メーカーとサプライヤーを代表する北米を拠点とする国際貿易グループです。米国の機器製造業は130万人の雇用を支え、毎年約1,590億ドルの経済に貢献しています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。