住友重機械工業は10月10日、新型射出成形機「SEEV-A-HD CT-6 spec.」と超高速全電動射出成形機「SEEV-A-SHR」の販売を開始したと発表した。
容器市場向け高速充填・ハイサイクルを特徴とした電動射出成形機SE-HSZ-Pack、SE-HSZシリーズは、消費電力の削減（油圧機対比マイナス50～80％）と容器薄肉化によるCO2削減といった環境対応に優れる成形機として評価されている。今回、新たに顧客の要望に応え、CT-6 spec.機の販売を開始した。ベース機種SEEV-A-HDシリーズに“CT-6 spec.機”を加えることで、コストパフォーマンスに優れたハイサイクル成形を提案し、容器市場の様々なニーズに応えていく。
また「SEEV-A-SHR」は薄肉成形を可能にした中型高速機SEHDZ-HPの後継機。SEEV-Aシリーズの特徴である不良・無駄・面倒の3つのベクトルを限りなく0へと近づけるZero-moldingの機能に加えて、高応答・高速射出装置や高応答・高負荷型締圧縮装置を搭載することで、さらなる薄肉化を実現した。
ニュースリリース「SEEV-A-HD CT-6 spec.」
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