三浦工業、需要増に対応してマレーシアに現地法人設立

 三浦工業(本社:愛媛県松山市)は10月15日、グループ会社のミウラサウスイーストアジアホールディングス社 (MSEA)が、マレーシアにMIURA BOILER MALAYSIA SDN.BHD.を設立したと発表した。

 MSEAは2016年4月に設立以来、アセアン地区で貫流ボイラ、水処理装置の販売・メンテナンス事業を行っているミウラシンガポール、ミウラタイ、ミウラインドネシアの持株会社として市場の拡大に努めてきた。これまでマレーシアの顧客への販売、メンテナンス(ミウラシンガポールの駐在所として対応)も行ってきたが、顧客の増加と需要拡大により、より一層地域に密着したメンテナンス体制を構築するため、マレーシアに現地法人を設立することにした。

 マレーシアは人口3,200万人、アセアン地区ではGDPも第3位、経済成長率も安定して高い国として発展を続けており、今後の環境保全や省エネルギーへの需要拡大に対応するためにも開設した。

 三浦工業では、貫流蒸気ボイラを中心としたMI(多缶設置)システムによる省エネルギー化をトータルで提案し、熱・水・環境の分野で環境に優しい社会、きれいで快適な生活の創造に貢献する企業として環境負荷低減へ貢献したいとしている。

 <現地法人の概要>

会社名:英語:MIURA BOILER MALAYSIA SDN.BHD.

日本語:ミウラボイラマレーシア株式会社

現地法人名:英語:MIURA BOILER MALAYSIA SDN.BHD.

日本語:ミウラボイラマレーシア株式会社

資本金:RM 150万(リンギット)

所在地:クアラルンプール

設立年月:2019年 10月 8日

代表者:村上 圭一

事業内容:ボイラ、水処理装置、ボイラ用薬品その他各種製品の販売及びメンテナンス

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