Metso(メッツォ):2019年10月2日
メッツォによるカナダのモバイル破砕・粉砕装置メーカーであるMcCloskey International(マックロスキー・インターナショナル)の買収は、無事完了しました。この買収により、メッツォは、骨材業界での提供をグローバルに拡大し、特にゼネコン部門への顧客リーチを強化します。買収は2019年10月1日に完了しました。
メッツォの社長兼最高経営責任者(CEO)であるPekka Vauramo(ペッカ・ヴォウラモ)は次のように述べています。
「この買収は、当社の骨材事業を強化し、従来の鉱業中心の鉱物ポートフォリオのバランスをとるため、メッツォにとって優れた戦略的適合です。また、McCloskeyをメッツォの一部として活用することで、骨材産業内のモバイル機器市場の魅力的で長期的な成長に、より良く参加することができます。」
メッツォのAggregates Equipment(骨材機械)事業部門の社長Markku Simula(マルク・シムラ)は次のように述べています。
「この買収により、当社のサービスは新しい顧客セグメントとアプリケーション分野に拡大します。McCloskeyの機能と技術ソリューションは、補完的なチャネルと製品を通じて多様な顧客ニーズに対応する能力を強化します。私たちは、McCloskeyがメッツォとうまく連携することを確信しており、新しい同僚をメッツォファミリーに歓迎することを楽しみにしています。」
この買収は2019年6月に発表されました。以前に発表されたように、9月に引き出された3億ユーロのタームローンによって買収されました。McCloskeyは、2019年第4四半期からメッツォのミネラルズ(鉱物)セグメントで報告されます。
■McCloskey Internationalについて
カナダのオンタリオ州Keene(キーン)本社を置くMcCloskeyは、流通ネットワークを通じてゼネコン部門に設備を提供し、サービスを提供しています。2019年9月30日に終了した2019会計年度の同社の売上は、約5億カナダドル(約40億円、80円計算)になると予想されています。McCloskeyには、カナダ、米国、北アイルランドに約900人の従業員がいます。
■Metsoについて
Metso(メッツォ)は、鉱業、骨材、リサイクル、プロセス産業における天然資源の持続可能な処理と流動のための機器とサービスを提供する世界有数の産業企業です。独自の知識と革新的なソリューションにより、お客様の運用効率の向上、リスクの低減、収益性の向上を支援します。メッツォはフィンランドのナスダックヘルシンキに上場しており、2018年の売上高は約32億ユーロ(約3,776億円、118円計算)でした。メッツォの従業員数は50カ国以上で14,000人を超えています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。