㈱クボタは10月2日、ラジコン草刈機「ARC-500」が、2019年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したと発表した。
ラジコン草刈機「ARC-500」は農家向けに開発し、斜面での優れた安定性とラジコンカー同様、簡単に遠隔操作が行え、夏場の重労働である草刈作業を安心安全、軽労に作業することが可能となりました。外観デザインでは、ツートンカラーの外装カバーを取り付けたことで、視認性を高めるとともに、親しみやすさを感じられるデザインにした。
今回の受賞では「低重心の機体とグリップ力の高い車輪形状、傾斜に合わせて自動で車輪角度を調整するアシスト機能によって、日本の田畑に多い40度までの斜面まで安定して走行できる。本体の外装カバーは機械内部に草が入り込むのを防ぎ、前後でツートンの機体色は雑草の中でも視認性が高く、機体の位置と前後が一目で判別可能で誤操作を防ぐ。ラジコン草刈機に要求される機能が、技術と意匠により実現された、優れたデザインである」と評価された。
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