日本ペイント、約66億円投じ米国南部に新工場建設

 日本ペイントホールディングスは9月24日、グループ会社であるNippon Paint USA Inc.(本社:米国ニュージャージー 州)が、テネシー州チャタヌーガ市に約6,000 万ドル(約66億円)を投資し、米国、カナダ、メキシコの顧客に、電着塗料などの自動車用塗料を提供できる新しい自動車用塗料 生産工場を建設することを決定したと発表した。

 今回の投資により、米国で電着塗料の現地生産を開始する最初の工場として、最新の生産管理システムや生産技術を導入し、デジタルと人の力を融合することで、働きやすさと効率性を両立した先進的な工場を目指す。また、テネシー州で 150 人の新規雇用(5~7年程度で)を創出し、環境配慮型建物の認証であるLEED (Leadership in Energy and Environmental Design)を取得する予定。

 米国南部拠点を持つことで、自動車塗料事業の基盤整備を促進し、米国自動車用塗料の 市場におけるさらなるシェア拡大を目指すとともに、同社グループの 2030年のありたい姿「新たな価値を創造し続けるリーディングカンパニー」の実現を目指す。

<新工場概要>

建設場所:米国テネシー州チャタヌーガ市

土地面積:117,350㎡

生産品目:自動車用塗料(Phase1 :電着 樹脂)

投資金額:約60MMUS$(約 66 億円) (Phase1 36MMUS$)

投資計画:Phase1(2020 年 1 月着工予定: /2021 年 9 月完工予定)

(注)投資金額は 1 米 ドル 110 円換算。

 ニュースリリース