クボタ、米国Ag Techスタートアップ企業に出資

・オープンイノベーションにより果樹等の収穫作業の自動化分野に参入

 ㈱クボタは8月28日、ロボット技術をベースとした農業分野の自動化ソリューションを手掛ける米国のスタートアップ企業「Advanced Farm Technologies,Inc.」(以下、advanced.farm社)に出資したと発表した。クボタはadvanced.farm社への出資を通じ、米国およびその他地域における農作業の省力化・効率化に貢献していく。

 クボタは、社外パートナーとの連携によるオープンイノベーションを活用し、顧客に対する新たな価値の提供を目指すための推進部門として、今年6月に「イノベーションセンター」を立ち上げた。今回、果樹・露地作物農家でニーズの強い「収穫作業」に着目、この分野で先進的な自動化ソリューションを手掛けイチゴの自動収穫ロボットの製品化に向けた開発を行っているadvanced.farm社へ出資することにした。

 今回の出資により、イチゴ及び他の露地作物の収穫作業等の省力化・自動化のための技術開発を強化すると共に、これら技術を用いたソリューション事業を推進し、米国およびその他地域における農作業の省力化・効率化に貢献していく。

<advanced.farm社の概要>

社名:Advanced Farm Technologies, Inc.

会社設立:2018年

所在地:米国カリフォルニア州

事業内容:イチゴの自動収穫ロボット開発及び、収穫作業請負サービス

 ニュースリリース