射出成形機の海天国際、2019年上期売上は14.8%減の約50億元、営業利益は19%減の約11億元

 プラスチック加工機械の海天国際控股有限公司827日に発表した2019年上期(16月)の業績によると、売上高は前年同期比14.8%減の5008.9百万元、営業利益は同19.0%減の1,104百万元、純利益は同22.4%減の908百万元となった。以下、同社の上半期レポートより。

 海天国際集団2019年上期データ

・世界的な経済成長の鈍化と貿易保護主義の出現により、2019630日に終了した6カ月の上半期の売上高は5,008.9百万元だった。2018年の同時期と比較して14.8%の減少を送信した。

・同社の事業開発戦略の調整と市場でのアップグレード製品の需要により、Zhafir電気シリーズPIMMの売上高は、2018年上半期および売上高のシェアに比べて13.6%増加して773.1百万元となった。小トン数PIMM22.5%に増加した。自動車および家庭用電化製品業界のマイナス面の影響により、Jupiterシリーズ(大型2プラテンPIMM)は、2018年上半期の83,520万元と比較して、20.5%減の66,370万元となった。ただし、多トンPIMMの売上に占めるシェアは44.1%に増加した。

・売上総利益率は31.6%に増加した。これは主に、為替レートの変動に起因する人民元建て輸出売上の増加と比較した原材料価格のわずかな低下の結果である。昨年の同時期(2018年上半期:31.0%)。

2019630日に終了した6カ月間の同社株主に帰属する純利益は、908.0百元に減少し、2018年上半期と比較して22.3%減少した。CBの公正価値の変動による非現金会計上の利益を除くと、2019630日に終了した6カ月間の同社株主に帰属する純利益は、911.5百万元となり、2018年上半期と比較して15.3%減少した。

・同社は常に運用の柔軟性と効率性に注力しており、強固な資本管理能力を備えている。20196月に終了した6カ月間の営業からの同社のキャッシュフローは、1,365.6百万元に達した(2018年上半期:882.1百万元)。ネットキャッシュポジション(ウェルスマネジメント商品を含む)は7,389.0百万元に増加した(20181231日:6,652.0百万元)。

・当期中の基本的な1株当たり利益は0.57元で、前年同期から22.3%減少した。

・取締役会は、1株当たり0.21香港ドルの中間配当を宣言した。

 海天国際の2019年上半期レポート