日立建機、情報誌「TIERRA+」No.128を発刊-特集は、「ゼロからわかるマイニング」

 日立建機はこのほど、情報誌「TIERRA+(ティエラプラス)」No.128(2019年8月)を発刊した。今号の特集は、「ゼロからわかるマイニング」。

 車や電車、電気、電化製品、硬貨・・・・・・。生活に欠かせないこれらのモノは、地球の地面の下に眠るさまざまな鉱山資源が原料になっている。今回の特集では、世界にどんな資源があり、採掘された鉱物はどのように使われているのか。現場で働く日立建機の機械とともにマイニングの今をレポートしている。

 見開き「図解!マイニングの基礎知識」では、そもそも鉱石とは何か、どんな国で年間どれだけ生産されているかをわかりやすく図解で示されており、国によって特徴があることがわかる。また、近年では、閉山後のリハビリテーション(緑化・安定化)や観光スポットとしての活用、機械の無人化(AHS)、集中管理システムによる運行など、日々進化を遂げている鉱山関連業界を俯瞰している。

   日立建機の超大型油圧ショベルは世界的トップシェアを有する。ショベル-ダンプ工法の普及に伴い、海外企業の買収を含めダンプトラックをメニューに追加、近年は、日立製作所グループの総合力を結集したマイニング製品の開発・製造を行っている。

 ACドライブシステムなど、ダンプトラックの基幹となる部品をメーカーから購入するのではなく、日立グループの技術で開発、顧客が求める仕様に併せてチューニングする点が強みだといわれる。総称して「One Hitachi」のメリットを前面に打ち出す一方、2016~17年にかけては、海外企業を買収、ソリューションビジネスにも力を入れている。

 世界の人口増加とともに、鉱山機械の市場は有望とされる。現状、需要は回復局面に入っているとされ、世界売上高ランキングで3位グループの筆頭となった日立建機にとって、さらなる飛躍はマイニング事業の拡大は欠かせない。

 情報誌「TIERRA+(ティエラプラス)」(*8月26日現在、128号は、まだバックナンバーとしてアップされていないようです。)

 *9月11日公開:「ゼロからわかるマイニング