神戸製鋼、第1四半期のコベルコ建機売上は5.6%減の957億円

・通期売上は当初予想の4,100億円から3,950億円に下方修正

 ㈱神戸製鋼所が8月2日に発表した2020年3月期第1四半期(4~6月)連結業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年同期比5.6%減の957億円となり、経常利益は、東南アジアでの販売台数の減少や為替の影響などから前年同期比35億円減益の40億円となった。

 油圧ショベルの販売台数は、東南アジアでは、インフラ工事の延期の影響などにより需要が一時的に減退したことなどから減少したものの、需要が堅調な中国や国内では増加したことから、前年同期並となった。

 クローラクレーンの販売台数は、東南アジアを中心に海外メーカーとの競争が激化したことなどから、前年同期を下回った。

 2020年3月期(2019年度)の売上高見通しは、3,950億円(18年度:3,860億円、前回予想:4,100億円)、経常利益は115億円(同:255億円、同:160億円)と前回予想を修正した。

 神戸製鋼所の2020年3月期第1四半期決算短信

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