・年初に20台のホイールローダーを保有するARAMCOとの契約を含む、同地域で主要な契約に調印
・中東諸国と一連の大口契約締結でシェアを大幅に拡大。
斗山インフラコアは7月14日、2019年前半に中東の建設機械市場で13.4%のシェアを計上(5月末現在の累積市場シェア)、同地域における市場シェアが前年比で2倍以上になったと発表した。
今年の初め、斗山インフラコアはサウジアラビアの国営石油会社AramcoのオフィシャルパートナーであるArabian machineryと、20台のホイールローダー供給契約を締結した。それ以来、同社は他のサウジアラビアの建設会社と19〜52トンの油圧ショベルをはじめとする機械を供給するための主要な契約を締結している。
また最近、斗山インフラコアは13台の大型ホイールローダーをオマーンに供給する契約を結んだ。オマーンでは、これまで大型建設機械の需要は比較的少なかった。同社は今年上半期、中東で460台以上の建設機械を販売し、前年同期と比較してこの地域での売上高を66%増加させた。
斗山インフラコアは、中東のGCC諸国*(湾岸協力会議)以外の国でも販売機会の確保に努めてきた。特に、同社はイラクの政府や民間部門と建設機械の供給契約を締結しており、最近多くの国家再建プロジェクトが開始されている。
斗山インフラコアの関係者は、「この成果は、主に販売力の強化によるものです。中東での関与によってもたらされる深刻な政治的および経済的リスクを考えると、いっそう有意義なものです。我々は、地域における市場での存在感を拡大し続けるために、その地域に合わせた新製品でGCC諸国に集中し、さらに近隣諸国への販売ネットワークを強化します」と述べている。
* GCC(湾岸協力会議):サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、カタール、オマーン、バーレーンを含む6つの石油生産アラブ諸国の間の協力を強化することを目的とした地域政府間連合。
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