豊田自動織機、情報システム機能を再編-システム子会社の役割を拡大

・豊田ハイシステムを豊田自動織機ITソリューションズに社名変更

・豊田自動織機は新分野での取り組みを加速

 ㈱豊田自動織は7月1日、グループ内の情報システム開発に関わる機能を見直し、併せて、情報システムの企画・開発・運用を行う100%子会社「豊田ハイシステム株式会社」を「株式会社豊田自動織機ITソリューションズ」(古池正裕社長、以下 ITソリューションズ)に社名変更したと発表した。

 豊田自動織機の情報システム部門とITソリューションズは、豊田自動織機グループにおける業務システムの企画から運用までを共同で推進していたが、今後、ITソリューションズが一貫して推進する体制に順次変更し、豊田自動織機の情報システム部門は、AI・IoT等を活用した新たな分野での取り組みを強化していく。

 情報技術の急速な進歩により、様々な分野でその導入が進んでいるが、豊田自動織機では、工場IoTの一環として、データ活用基盤を整備し、それを活用した品質・生産性向上の取り組みを既に開始している。今回の再編により、ものづくり革新やデジタル技術活用の更なる拡大に向けて、IT戦略を立案し、新分野への挑戦を加速させていく。

 一方、ITソリューションズは、豊田自動織機グループであることを明確化し、その担当範囲を拡大するとともに、優秀な人材の確保とIT戦略の迅速かつ強力な推進により、会社としてのさらなる成長をめざしていく。

 豊田自動織機グループは、新たな情報システム体制のもと、顧客ニーズを先取りする商品・サービスを継続的に提供することで、豊かな生活と温かい社会づくりに貢献していく。

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