安川電機、新型多用途適用型ロボット「MOTOMAN-GP20HL」を発売

・上腕部の中空化により艤装ケーブルの内蔵が可能、ワーク接近性向上を実現

 ㈱安川電機は6月25日、多用途適用型ロボット(GPシリーズ)の新たなラインアップとして、MOTOMAN-GP20HL(可搬質量20kg、最大リーチ3,124mm)を6月20日(木)より販売開始したと発表した。

 ハンドリングで使用されるロボットは様々な業界や用途で使用されるため、それらの市場ニーズにタイムリーかつ的確に応えるべく、安川電機では様々な製品ラインアップを開発・製造し、市場へ提供してきた。

 MOTOMAN-GP20HLは、可搬質量20kgで最大リーチが3,124mmのロングアームタイプのロボット。上腕部の中空化(ストレート中空φ50を確保)により艤装ケーブルの内蔵が可能で、更なるワーク接近性の向上を実現しており、シーリング用途をはじめ部品の搬送、組立、ロードアンロードなど様々な分野の自動化に活用できる。

 また、新たな制御方式を採用した世界各地域で異なる電圧や安全規格にも対応できる新型ロボットコントローラ「YRC1000」と合わせて使用することで、ロボットのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能。

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