コマツ、710万ドル投じ米国サウス・ロングビュー施設の拡大を推進-現地報道

 AEM・Member News Longview News-Journal(米テキサス州):2019年6月16日

 コマツはSouth Longview (サウス・ロングビュー)キャンパスで710万ドル(約76億円)規模の拡張を進めている。新しい部品倉庫と関連事務所を含むこのプロジェクトは、約81,000平方フィート(約7,533㎡:1平方フィートは0.092903平方メートル)をカバーする。(参考:コマツロケーション

 コマツは、以前にコマツのパワー実験施設を建設したロングビューを拠点とする請負業者であるTranset Co.をマッカーサーストリート2400でのプロジェクトのために雇った。

 先月、市はプロジェクトのために道路を作るために邪魔をしていない通りを放棄することに同意した。シーダーストリート、ディキシーストリート、イーストストリートとして知られている道の権利は、拡張に組み込まれる。

 鉱業、林業、産業および建設産業用の機械を製造している日本を拠点とするコマツも、最近、サウス・ロングビューの事業を拡大し、23,000平方フィートのフットパワー実験施設を6百万ドル(約6.4億円)で建設した。

 ロングビュー経済開発公社の情報によると、同社は現在604人の従業員を雇用している。これは、前の所有者であるJoy Global(ジョイ・グローバル)が2015年後半に施設で解雇を開始する前のレベルである。

 コマツは2017年にJoy Globalの製造工場を37億ドルで購入し、すぐに採用と拡大を始めた。所有権の変更は、LeTourneau Technologies Inc(ル・トローナウ・テクノロジーズ)として長い間知られていたランドマークのロングビュー工場の最新のものに過ぎなかった。

 2011年、Joy GlobalはThe Rowan Cos(ローワン)から11億ドルで購入した。当時、ロングビューとKilgore(キルゴア)の施設で1,000人以上の従業員を雇用していた。

 Rowanは1994年以来LeTourneauを所有していた。それは別のHouston(ヒューストン)の会社であるMarathon(マラソン)からオペレーションを購入したときである。マラソンのもとでは、ロングビューの工場はMarathon LeTourneau(マラソン・ルトーナウ)として知られていた。