千代田化工、モザンビーク向け天然ガス液化諸設備のEPC業務を受注

 千代田化工建設(本社:横浜市)は6月6日、イタリアのグループ会社であるMirai Engineering Italy S.R.L.社(以下、MEI)が、イタリアSaipem S.p.A.社(以下、Saipem社)及び米国McDermott International Inc.(以下、McDermott社)と共同で、モザンビーク・オフショア・エリア1の共同事業者が計画するモザンビーク共和国におけるOnshore LNG ProjectのEPC(設計・調達・建設工事)業務を受注したと発表した。

 この契約、米国Anadarko社の100%子会社であるAnadarko Mocambique Area 1,Ldaとの間で締結された。同社はエリア1鉱区のオペレーターであり、同鉱区には業界のリーディングカンパニーである、ENH Rovuma Area Um,S.AMitsui E&P Mozambique Area1 Ltd.、ONGC Videsh Ltd.、Beas Rovuma Energy Mozambique LimitedBPRL Ventures Mozambique B.V.、PTTEP Mozambique Area 1 Limited.が共同事業者として参加している。

 受注案件は年産約600万トンのLNGプラントを2系列と付帯するLNGタンクや積出し設備の設計・調達・建設工事及び試運転を行うもの。EPC業務は、Anadarko社が6月18日の最終投資決定の後に発行する着工承認を以って開始される予定になっている。

 Mirai Engineering Italy S.R.L.社(以下、MEI)はSaipem社とMcDermott社とEPC業務に共同参画しているが、MEIの業務及び責任範囲はSaipem社およびMcDermott社が実施する設計のレビューを主とする技術的なサポート業務である。

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