明電舎、中国子会社「明電舎(杭州)駆動技術」に41億円増資、海外初のEV事業の生産拠点に

 ㈱明電舎は5月31日、100%子会社である明電舎(杭州)駆動技術有限公司に41億円の増資を行い、海外では初となるEV(電気自動車)事業の生産拠点にすると発表した。

 明電舎は中期経営計画2020において、世界的な環境保護の流れや環境規制の強化により需要拡大が見込まれるEV用モータなどのEV事業を成長事業と位置付けている。昨年7月には国内3事業所で合計約70億円のEV事業の設備投資を発表していた。

 今回は世界最大の自動車市場である中国において、今年5月16日に資本金1.5億円で中国に設立した子会社に41億円の増資を行い、国外では初となるEV事業の生産拠点にするもの。

<増資する子会社の概要>

名称:明電舎(杭州)駆動技術有限公司

所在地:中華人民共和国浙江省杭州市蕭山区蕭山経済技術開発区橋南区塊鴻興路 477号

代表者の役職・氏名:董事長・総経理 佐藤 政彦

事業内容:EV・PHEV用モータ・インバータ等の製造・販売など

資本金:増資前 1.5億円

設立年月日:2019年5月16日

出資者:株式会社明電舎 100%

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