ユーシン精機、Brexit後の状況見据えドイツに現地法人設立

 プラスチック射出成型品取出ロボットメーカーの㈱ユーシン精機(本社:京都市南区)は59日、欧州市場における販路拡大・サービス体制の拡充を目的に、ドイツ・ミュンヘン市近郊に100%出征の現地法人「Yushin Europe GmbH」を設立し20196月から業務を開始すると発表した。

 ユーシン精機は現在、イギリスの現地法人とオランダの代理店を通じて、欧州地域の顧客へサービスの提供を行っている。今回Brexit後の状況見据え、欧州全域を統括する拠点として、多くの企業が生産拠点を構えるドイツおよび東欧地域にアクセスのよいミュンヘン市近郊に現地法人を設立した。

 Yushin Europe GmbHは、欧州メーカーとの差別化可能な高機能取出ロボットをハイエンドの顧客に提供するとともに、これまで世界各国で高い評価を得ているサービスサポート体制を欧州でも展開していく。

  なお、今回の現地法人設立により、ユーシン精機の海外子会社(海外ネットワーク)は13社となる。

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