エスライン、子会社のスリーエス物流が約17億円投じ新物流センター建設

 エスライン(本社:岐阜県羽島郡岐南町)は5月23日、子会社である㈱スリーエス物流(愛知県一宮市)が、約17億円を投じ新物流センターを建設すると発表した。2019 年 10 月から着工し、2020 年 9 月末完成後、2020 年 10 月 1 日より稼動開始の予定。

 スリーエス物流は、専ら大手量販店を中心とした商品の保管・構内作業・店舗配送及び家電・家具の配送、セッティング等の業務を行っているが、現状の施設が狭隘になったことに加え、新たな物流サービス事業(3PL)の拡大を図るため、さらには一層の作業領域および業容の拡大を図るために新物流センターを建設することにした。

 新物流センターは、保管能力のアップと隣接する既設センターでの物量波動による保管・加工業務等の対応も想定しており、大量の在庫をもって需要に対応するセンター機能から、多品種の商品を荷受けして直ちに需要先に仕分けして発送する機能をもつ拠点、クロスドック(XD)及びディストリビューションセンター(DC)として、質の高い業務を行うことにより、これまで以上に顧客からの多様なニーズに応えられるとしている。

<株式会社スリーエス物流>

所在地:愛知県一宮市丹陽町九日市場字中田 63-1

代表者:代表取締役社長 加藤 孝一

事業内容:陸運業

資本金:50 百万円

<新物流センターの概要>

名称:株式会社スリーエス物流 第三物流センター

所在地:愛知県一宮市丹陽町九日市場字上田 88 番

規模:鉄骨造2階建(事務所は3階建)

倉庫面積:11,597.50 ㎡

土地:12,761.25 ㎡

用途:保管・物流加工・配送に至る一貫物流サービスを提供する物流センター

投資額:17 億円

資金計画:自己資金

稼動日:2020 年 10 月 1 日

予想売上高:6 億円(年間)

 ニュースリリース