・業界初、高画質5K解像度のスーパーリアル映像を実現
総合建設機械レンタル業の㈱アクティオ(本社:東京都中央区)は5月21日、建設現場で人命を守るために重要な安全教育のため、「Safety Training System of AKTIO バックホー編」を開発、2019年8月からサービスを開始すると発表した。昨年発表したSafety Training System of AKTIOをさらに高精細に改良し、従来からの高所作業車での安全教育に加えて、今回はバックホー編を開発した。
■高画質5Kのスーパーリアル映像で”危険を、安全にリアルに体験”
建設業の労働災害での死亡者数は、減少傾向でしたが2017年は増加に転じるなど、まだまだ事故は絶えない。アクティオは、建設業におけるICTやIoTを活用した安全教育に積極的に取り組んでいるが、現状、建設現場での事故の多くにバックホーが関係していると言われている。特にバックホーの本体接触や挟まれ、本体横転などの事故が多く、アクティオでは、そういった事故を未然に防ぐことが最重要課題と考えている。
新「VRバックホーシステム」は、業界初となる高画質5K解像度のスーパーリアル映像で”危険を、安全にリアルに体感する”ことができるバックホーに特化したシステム。今回は、事故体験シナリオとして「本体接触」、「本体横転」の二つのVR映像を開発した。このシステムにより、作業員の人命を守るために一層効率的で効果的な安全教育の提供が可能になる。
同システムは、企画原案、VRコンテンツ開発とレンタルをアクティオが、クラウド連携やVRコンテンツをはじめとするシステムインテグレーション全般を㈱ACCESSが、高精細CGのVRのコンテンツ開発を㈱ビーライズが担当している。シナリオの種類については順次開発していく予定。
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