バルメット、ベトナムの丸紅新会社にキーボード製造技術を提供

 Valmet(バルメット):2019年5月8日

 バルメットは、ベトナムのPhu My(フーマイ)にある新しいコンテナーボード製造ラインのために、Kraft of Asia Paperboard&Packaging(クラフト・オブ・アジア・ペイパーボード&パッキング)にキーボード製造技術を提供すると発表した。注文は、2019年第1四半期に受け取ったバルメットの注文に含まれていた。注文の価値は明らかにされていない。

 Kraft of Asia Paperboard&Packagingは、丸紅が設立した新会社。新たなボード生産ライン(PM 1)で新会社を設立することにより、丸紅は成長するベトナム市場で積極的にコンテナーボード事業を拡大することを目指している。Kraft of Asia Paperboard&Packagingは、年間100万トンの生産能力の許可を受けており、今後10年間で3台のボードマシンに投資する予定。最初の機械(PM 1)の始動は、2020年後半に予定されている。

■配達に関する技術的詳細

 バルメットの納入には、優れたプロファイルと優れた成形性を実現する3つのOptiFlo Foudrinierヘッドボックスと、優れた最終製品特性、高い脱水性能および優れた操縦性を実現するOptiPress Linearプレスセクションが含まれる。配達はまた予備品および消耗品の始動パッケージを含む。

■Kraft of Asia Paperboard & Packagingについて

 Kraft of Asia Paperboard & Packaging(KOA)のクラフトは、丸紅がベトナムで段ボール製造・包装資材販売事業を開始するために設立した新会社。丸紅は、国内外の商品・商品の輸入、輸出、貿易、ならびに様々な分野での生産活動を行っている。紙パルプ事業では、丸紅は植林事業を行っており、世界中で木材チップ、パルプ、印刷用紙、筆記用紙、段ボールを製造している。

■バルメットについて

 バルメットは、パルプ、製紙およびエネルギー産業のためのプロセス技術、自動化およびサービスの世界的大手開発者および供給者。同社は同社の顧客に役立つことで世界的なチャンピオンになることを目指している。

 バルメットの強力な技術提供には、パルプ工場、ティッシュ、板紙および紙の生産ライン、ならびにバイオエネルギー生産のための発電所が含まれる。同社の高度なサービスと自動化ソリューションは、顧客のプロセスの信頼性と性能を向上させ、原材料とエネルギーの有効利用を促進する。

 2018年のバルメットの売上高は約33億ユーロ(約4,059億円・123円計算)。世界中に13,000人以上の専門家が顧客の近くで働き、毎日 – 私達の顧客のパフォーマンスを前進させることを約束している。バルメットの本社はフィンランドのエスポーにあり、その株式はナスダックヘルシンキに上場されている。

 ニュースリリース