Kobelco Construction Machinery Europe B.V(コベルコ建機ヨーロッパ):2019年5月7日
ロンドン近郊のエセックス州Hockley(ホックレイ)に本社を置く、テレスコピックおよびラチスブームクローラクレーンのレンタル会社SECHが、Kobelco CKE300Gを購入し、バウマ(ドイツ、ミュンヘン、2019年4月8日~14日)にて特別セレモニーがおこなわれました。
SECHのマネージングディレクターであるMatt Cox(マット・コックス)氏は、CKE3000Gを購入するという決定について、次のように述べています。
「CKE3000Gのつり上げ能力は、とても素晴らしいものです。Kobelco製CKE1100G機を2年近く使用し続けており、慎重に評価した結果、デザイン性と操作の容易さ、実績のある信頼性と優れた性能のためにKobelco CKE3000Gの購入を決めました。もう1つの決め手は、Kobelco CKE3000Gはダブルドラムによってより重いものを持ち上げることができるようになり、制御性と効率性が大幅に向上した点です。」
CKE3000Gには、標準(最大吊り上げ能力5.5 mで300トン)、重量(8.8 mで最大吊り上げ能力189.8トン)、超重量(8 mで最大吊り上げ能力350トン)の3つの吊り上げモードがあります。
2017年12月に発売され、最初の2台は2018年3月にインドネシアの請負業者Guna Teguh Abadi(GTA)Constructionに納入されました。
SECHが注文したCKE3000Gは、最初は標準のメインブームで出荷されますが、60 mのラッフィングジブや30 mのバックマストなども使用可能で、ヘビーリフト(HL)やスーパーヘビーリフト(SHL)モードにも対応しています。
多目的「万能型」のCKE3000Gは、さまざまな用途、負荷、および現場での作業に適しています。アタッチメントには固定ジブ、重固定ジブと引込み式ジブがあり、更に重たいものを吊り上げるためのリフト構成もあります。
Kobelcoの250トン容量のCKE2500G-2と比較して、CKE3000Gは能率を大幅に向上させました・・・・・・標準仕様で+40%、ラッファーと共に使用すると+60%のものを持ち上げることができます。SHLモードでは、400トンクラスに匹敵する性能となっております。
輸送を容易にするために、機体幅は3 m(10 ft)未満となっています。電力は、Scania製13ℓ 331kWエンジンを採用し、Stage IV / Tier 4の最終排出基準をクリアしています。
Kobelco Cranes Europeのセールス&オペレーションマネージャー(Kobelco Construction Machinery Europe)のMark Evans(マーク・エヴァンス)氏は、今回の取引について、次のように述べています。
「今回、CKE3000GをSECHにご購入頂いたことを嬉しく思います。ヨーロッパでのこのサイズのクレーン販売は今回が初であり、我々にとってとても重要な市場であるヨーロッパでのコベルコクレーンの製品ラインナップ拡充に向けた第一ステップとなりました。」
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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