Metso Corporation’s(メツォコーポレーション):2019年4月26日
Metso(メッツォ)は、チリ中部Cachapoal州にあるCodelco(コデルコ)のEl Teniente銅鉱山拡張プロジェクトの第一段階に破砕および運搬機器を供給するための命令を授与されたと発表した。この注文はメッツォの2019年第1四半期で予約された。
El Tenienteは、世界最大の地下銅鉱山であり、チリの国営銅鉱山会社Codelcoの最大の事業所。El Teniente New Mine Levelと呼ばれる拡大プロジェクトにより、鉱山の寿命は50年長くなると予想される。第一段階の立ち上げは2023年。完了すると、El Tenienteは年間約45万トンの精製銅の現在の生産量を維持することができる。
「私たちは、150年以上の経験で培ったプロセスと製品の知識を活用するこの画期的なプロジェクトの一員であることを誇りに思っています。持続可能な生産性と長期的な成功を確保する」とメッツォの鉱山機械事業部門プレジデント、Victor Tapia(ビクター・タピア)は述べている。
メッツォの納入には、エプロンフィーダーとコンベヤーベルトを備えた一次旋回式粉砕装置と関連サービスが含まれる。El Tenienteへの機器納入の大部分は2021年に予定されているが、2022年から2023年の間にサービスが実施される。
「チリのメッツォとCodelcoは、長い協力関係の歴史を持っています。この発注により、坑内採掘の主要機器サプライヤーとして、またCodelcoの主要機器サプライヤーとしての当社の専門知識と地位が改めて確認されます。El Tenienteは、プロジェクトのライフサイクル全体にわたって、高いレベルのパフォーマンス、信頼性、およびクラス最高のサポートサービスを提供しています」とTapia(タピア)氏は締めくくった。
■Metsoについて
Metso(メッツォ)は、鉱業、骨材産業、リサイクル産業、加工産業における天然資源の持続可能な処理と流通のための機器とサービスを提供する世界有数の産業企業。独自の知識と革新的なソリューションにより、顧客の業務効率の向上、リスクの軽減、収益性の向上を支援する。メッツォはフィンランドのナスダックヘルシンキに上場しており、2018年には約32億ユーロ(約4,000億円)の売り上げを記録した。メッツォは50カ国以上で13,000人以上の従業員を雇用している。