豊田自動織機の産業車両、2018年度売上は14%増の1兆4,666億円、今期見通しは5.6%増の1兆5,490億円

 豊田自動織機が4月26日に発表した2019年3月期(2018年度)における産業車両部門は、主力のフォークリフトトラックが各地域で増加したことに加え、物流ソリューション事業でも増収となったことにより、売上高は前期を1,836億円(14%)上回る1兆4,666億円となった。同期間、産業車両市場は、欧州や中国が牽引し、世界全体で拡大した。そのなかで同社は、各市場の状況に応じて、生産・販売活動を強化するとともに、新製品を投入してきた。

 販売台数は前年度比8%増の300,000台(前年度:277,000台)。内訳は、国内は同9%増の47,000台(同:43,000台)、北米は同10%増の98,000台(同:89,000台)、欧州は同2%増の95,000台(同:93,000台)、その他は同15%増の60,000台(同:52,000台)。

 2019年度の産業車両売上高については、前年度比5.6%増の1兆5,490億円、販売台数は同2.0%増の306,000台(300,000台)の見通し。

 豊田自動織機2018年度データ

 2019年3月期決算短信

 補足説明資料

 決算説明会参考資料