アイシン精機の子会社であるアイシン・エィ・ダブリュ(本社:愛知県安城市)は4月26日、米国におけるオートマチックトランスミッション事業強化に向け新たな投資を行い、生産拠点の増強を決定したと発表した。
アイシン・エィ・ダブリュは、1998年に米国初の生産拠点としてエィ・ダブリュ・ノースカロライナを設立し、FR(後輪駆動)およびFF(前輪駆動)用トランスミッションを、これまでに累計約670万台生産してきた。
今後、米国で需要が見込まれるSUV向けオートマチックトランスミッションや、電動化対応としてのハイブリッドトランスミッションへの生産対応強化を図り、更なる競争力向上を図ることで、米国における自動車産業の発展に貢献していく。
<概 要>
生産品目::オートマチックトランスミッション、ハイブリッドトランスミッション
投資規模:約400百万米ドル(上限レベル、約448億円:112円計算)
従業員数::約900名
生産能力:20万台/年
生産開始:2021年9月予定