・2019年販売は記録更新の可能性が高い。
中国建設機械工業協会・油圧ショベル部会が集計している2019年3月の油圧ショベル販売実績は、前年同月比15.7%増の44,278となった。うち国内市場での販売台数は同14.3%増の41,884台、輸出は同47.9%増の2,377台で、輸出比率は5.4%。また、日立建機が集計している外資系主体の3月実績は前年同月比は8%減、コマツのKOMTRAXによる機械の稼働率は136.3(2018年3月:128.0)、前年同月比6.5%増となっている。
2019年第1四半期(1~3月)は、前年同期比24.5%増の74,779台。うち国内は同23.9%増の69,284台、輸出は同31,9%増の5,450台、輸出比率は7.3%となった。うち20トンから24.9トンで45.2%を占める。
クラス別によると、3月の大型機(30トン以上)は前年同月比7.3%増の5,200台(構成比12%)、中型機は(20~30トン)は同18.6%増の11,257台(27%)、小型機(20トン未満)は同14.0%増の25,427台(同61%)。
第1四半期(1~3月)は、大型は前年同期比9.2%増の9,081台(13%)、中型は同24.0%増の17,787台(26%)、小型は同27.5%増の42,416台(61%)。
メーカー別の3月は、三一が11,200台を販売して、25.5%シェアでトップ。次いで徐工が6,200台で、シェア14%、CATは4,500台、斗山が3,500台、柳工が3,300台・・・・・・。
第1四半期(1~3月)は、三一が19,600台でシェア26.2%、徐工が10,000台で同13.4%、CATが8,300台、斗山6,000台、柳工5,200台・・・・・・。第1四半期における国産品のシェアは60.1%となったようだ。
*なお、中国の油圧ショベルデータは、現地筋の速報ベースですので、データを更新する場合があります。
→ 4月19日速報版を4月25日 12:15分にデータを追加・更新しました。
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