Volvo Construction Equipment(ボルボCE)が4月24日に発表した2019年第1四半期の業績は、殆どの主要市場での成長により、堅調な業績を達成し、売上高は15%増の24,155百万SEK、調整営業利益は同26%増の3,646百万SEKだったと発表した。(1SEKは約11.9円)
2019年第1四半期には、殆どの地域で安定した市況が、ボルボCEの堅調な業績を後押しし、売上高、収益性および機械納入が好調に推移した。
2019年第1四半期の売上高は前年同期比15%増の24,155百万SEK(2018年第1四半期は20,914百万SEK)。増収に加えて価格と製品構成の改善が営業利益にプラスの影響を及ぼし、2018年第1四半期に計上された28億88百万SKEと比較して、四半期(26%)増の36億46百万SKEとなった。営業利益率も15.1%と、前年同期の13.8%から大幅に改善した。
納入台数も2018年第1四半期の22,102台と比較して、5%増の23,139台となった。
■市場開発
ヨーロッパと北米の世界の主要建設機械市場は、第1四半期に成長し、年の最初の2ヶ月間にそれぞれ3%と4%成長した。欧州市場は、ドイツ、英国、イタリアからの好調な需要に牽引されたが、一方、北米での成長は、大型ホイールローダー、道路備品、および連結式運搬車の需要の拡大によって促進された。ブラジルが回復したことにより、南米の需要は第1四半期に5%増加したが、アジア(中国を除く)は前年同期比で4%減少した。一方、中国は予想を上回る需要を達成し、2018年第1四半期と比較して23%増加した。
ボルボCEのMelker Jernberg(メルカー・ジャーンバーグ)社長は、次のように述べている。「我々はこれらの数量の増加をうまく管理しており、この優れたコスト管理は有望なレベルの営業利益と営業利益率を提供するのに役立ちます。」
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