キトー、米子会社ハーリントンがフリーポートLNGプロジェクト向けに手動チェーンブロックを400台受注

 ホイスト&クレーンの㈱キトー(本社:山梨県中巨摩郡)は2月24日、米国子会社ハーリントンが「フリーポートLNGプロジェクト」向けに、手動チェーンブロック400台の大口受注を獲得したと発表した。キトーの手動チェーンブロックは、主にガスが通る配管の位置調整や固定に使われる。

 シェール革命による天然ガスの生産量が飛躍的に伸びているなか、フリーポートLNGプロジェクトは、まさに世界のエネルギー産業が注目する先駆的な一大プロジェクト。3つのプラント施設はテキサス州で建設中だが、すべての工事が完了し設備が稼動すると、天然ガスの総供給量は年間約1,500万トンを見込み、日本の大手ガス会社にも供給される。

 同プロジェクトの建設担当である、ザクリー・インダストリアル社とハーリントンは、10年以上にわたり良好な関係を築いており、キトー製品の品質の高さを理解し採用に至った。ハーリントンは、顧客が安心して製品を使えるように製品トレーニングを開催。充実したアフターサービスも提供する。

■キトーとハーリントンの概要

 キトーは1932年の創業以来、マテリアル・ハンドリング機器のリーディングカンパニーとして、あらゆる産業のお客様に安全かつ高品質な製品とサービスを届けている。ハーリントンは、1990年にキトーの子会社となり、アメリカをはじめメキシコ、南米に販売チャネルとサービスネットワークを有し、米国では高い地位を築いている。

 詳細はハーリントンのウェブサイトwww.harringtonhoists.comを参照。

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