・スマートフォンで位置情報や稼動情報を見える化
㈱クボタは4月17日、複数の農業機械を保有・運用する担い手農家の管理者が離れたところでも農業機械の稼動状況を確認できる「MY農機」のサービスを開始すると発表した。運転席の操作パネルに表示される対象機械の異常や部品交換時期などの各種アラート、燃料の残量等、各種情報をわかりやすく「見える化」することで、担い手農家の「順調作業」をサポートする。
近年、農業法人などの担い手農家は規模が拡大し、複数の農業機械を同時に稼動させることも多いため、オペレーターが操作する各機械の状態や作業の進捗状況を管理者がリアルタイムで把握・管理する必要性が高まっている。また、排ガス規制に伴い農業機械に搭載されたDPF(排気微粒子除去フィルター)や尿素SCRは、アラート(警告)時に速やかな処置が必要なことからも機械をリアルタイムに見守ることが重要になってきている。