三一重工(Sany Heavy Industry)は4月14日、2019年第1四半期(1~3月)の業績予想を発表した。上場会社の株主に帰属する当期純利益は、2019年第1四半期には30億元~33億元、前年同期比で100%~120%に、控除後の純利益は29億元~31.5億元、前年同期比は133.5%から153.6%にそれぞれ増加すると予想している。
業績が事前に向上した主な理由は、油圧ショベル、コンクリート機械、建設クレーン、杭打機械およびその他機械の売上が報告期間中急成長を維持し、利益水準が大幅に改善されたため。具体的には、インフラ建設需要、環境ガバナンス強化、設備更新需要の拡大、人為的な代替効果により、建設機械業界は急速な成長を維持した点。
第2に、主要製品は世界中で競争が激しくなっているが、世界で競争力を高め、国内および国際市場でのシェアは急速に増加した。第3に、会社はデジタルアップグレードを積極的に推進し、運用品質と運用効率を改善し続けた。第4に、コストと経費の効果的な管理により収益性を大幅に向上した・・・・・・を挙げている。
また、現地報道によれば、2019年第1四半期の油圧ショベル累積販売量(中国工程机械工業協会)は前年同期比24.5%増の74,500台で、これは暦年第1四半期の最高値だった。うち、三一の油圧ショベルの累計販売台数は前年同期比52.3%増の19,500台で、市場占有率は26.2%と2018年末の3%増となったとされている。
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