日立造船、エコ・パワーと青森西北沖洋上風力発電事業運営に向けた合同会社を設立

 日立造船は4月12日、エコ・パワー(本社:東京都品川区)と合同会社「青森西北沖洋上風力合同会社」を設立したと発表した。合同会社は青森県西北沖洋上風力発電所の設置、電力の卸供給および運営を行う。2025年以降の稼動開始を目標に活動を進める。

 同事業は化石燃料発電にかわるクリーンなエネルギーとして温室効果ガス排出削減に寄与するもの。また「地産地消」のエネルギーであることから、発電設備の建設・運営フェーズにおいては地域での雇用創出や稼動後の地域経済活性化に繋がる事業創出にも取り組み、地元経済にも貢献していきたいと考えている。

<洋上風力発電事業の概要>

稼動開始:2025年以降

発電出力:500MW(1基4,000~9,500kW)

設置数:最大125基(発電出力4,000kWの場合)

実施区域:

 北津軽郡中泊町、五所川原市、つがる市

 西津軽郡鰺ヶ沢町の沿岸域および沖合

<合同会社の概要>

社名:青森西北沖洋上風力合同会社

設立:2019年4月5日

住所:大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89号

業務執行社員:日立造船、エコ・パワー

代表社員:日立造船

職務執行者:藤田 孝、高野 義人、眞鍋 修一、大久保 隆太

社長/CEO:藤田 孝

資本金:1,000万円

出資比率:日立造船50%、エコ・パワー50%

事業内容:青森県西北沖で行う洋上風力発電所の設置、電力の卸供給及び運営

 ニュースリリース