・戦略的経済エリアでの拠点設立により顧客満足度の向上に寄与
住友重機械工業は4月12日、100%子会社でメキシコでの減速機の製造・販売を手掛けるSM-Cyclo De Mexico, S.A.de C.V.(以下、SMME)が、メキシコ バヒオ地区に小型汎用減速機の組立工場を開設し、4月11日に開所式を行ったと発表した。
バヒオ地区(ケレタロ州、グアナファト州、アグアスカリエンテス州、サン・ルイス・ポトシ州)は、メキシコシティの北側に位置しメキシコ中部の戦略的経済エリアとなっている。近年、このエリアには自動車産業が集積し、多数の海外企業が進出。日系企業の製造拠点を中心に同社減速機が多数稼動している。
このほど、開設されたケレタロ工場(画像は外観)は、メキシコシティ、モンテレイ、グアダラハラに次ぐメキシコ4番目の製造拠点となる。小型汎用減速機『ハイポニック減速機®』(画像)の組立拠点として、メキシコ全土に高い品質と競争力のある製品を安定して提供するとともに、バヒオ地区で同社グループのプレゼンスを高めるための中核的な役割を担う。
住友重機械工業グループは、ケレタロ工場を活用し他3拠点と相互に供給体制を構築することで、バヒオ地区だけでなくメキシコ全土で顧客満足度をさらに引き上げ、今後も安心・安全で高品質な製品とサービスの提供を通じて、顧客の価値創造に貢献していく。
<ケレタロ工場の概要>
所在地:メキシコ ケレタロ州
敷地面積:1,700㎡
建物面積:1,000㎡
<SMMEの概要>
名称:SM-Cyclo De Mexico, S.A.de C.V.
所在地:メキシコ ヌエボ・レオン州
設立年月:1993年8月
事業内容:メキシコにおける減速機の製造・販売・サービス
従業員数:140人(2019年3月末時点)
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