㈱安川電機は4月10日、スロベニア コチェービェ(Kocevje)市に設立したYASKAWA Europe Robotics d.o.o.での産業用ロボット生産を2019年1月に開始し、竣工式を4月8日(月)に執り行ったと発表した。
世界のロボット市場は、近年の新興国の経済発展や労働力不足の解消を背景とした自動化・省力化の流れにより、今後も中・長期的に大きく成長する見込み。安川電機は現在、福岡県(北九州市・中間市)と中国江蘇省(常州市)にロボットの生産工場を有しているが、欧州における今後のロボットの需要増に対応するため、スロベニアのコチェービェ市に新たな生産拠点を新設した。ポテンシャルの大きい欧州市場の顧客ニーズに対応するとともに、新たなサプライチェーンを構築し、EMEA(欧州、中東、アフリカ)全域へスピーディーに供給していく。日本・中国・欧州の3拠点での最適地生産による相乗効果を図り、今後の需要増および市場の変化に対応できるグローバルな生産体制を確立する。(グローバルネットワーク)
<新工場概要>
所在地:スロベニア コチェービェ(Kocevje)市
建築面積:12,500㎡
生産開始:2019年1月
生産能力:500台/月(2021年度計画)
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