Volvo Construction Equipment(ボルボCE):2019年4月9日
今後のEC300Eハイブリッドショベルのブームダウン運動は、油圧ポンプに動力を供給するために使用されるエネルギー貯蔵アキュムレータを充電します。
多くの場合、最高のアイデアが最も単純です。ボルボCEはこのアイデアを、実地試験に入っているその独創的な新しいEC300Eハイブリッドで心に留めました。エンジンを電気的にアシストするために油圧ショベルの上部構造の旋回エネルギーを捉える他のシステムとは異なり、ボルボの新しい油圧ハイブリッドは油圧ショベルのブームの下降動作によって生成された「フリー」エネルギーを収穫し、油圧システムの過給に使用します。
強力で定期的なブームダウン動作により、20リットルの油圧アキュムレータが充電され、油圧アキュムレータが油圧ポンプの駆動に役立つ油圧アシストモータを駆動するためにエネルギーを供給します。標準のEC300Eと同じレベルの制御性と性能があり、ECOモードとハイブリッドモードで同時に作業することもできます。
■発掘および投棄アプリケーションでの迅速な回収
この単純で単純な巧妙さのすべてがエンジンの負荷を軽減し、その過程で10〜12%の燃料消費量の削減、最大12%のCO2排出量の削減を実現します。 プロダクションの ‘dig and dump’アプリケーション(特に90°スイングのもの)で使用すると、この単純なアプローチの見返りは1年強になります。このマシンは、同等の従来型マシンと同じレベルの制御性とパフォーマンスを提供し、アプリケーションに応じて最大17%の燃費向上を実現します。
考え方が単純なだけでなく、コンポーネントも単純で、保守が簡単ないくつかのアドオンコンポーネントで構成されています。
まだ市販されていませんが、EC300Eハイブリッドは現在、実社会でのアプリケーションにおける技術を検証するために、顧客サイトで実地試験を受けています。
このような技術は、ボルボCEが顧客に対してより持続可能で費用効果の高いソリューションを革新し開発するというコミットメントを提供するもう1つの例です。
詳細については、https://www.volvoce.com/global/en/this-is-volvo-ce/what-we-believe-in/innovation/ec300e-hybridをご覧ください。
画像上:EC300Eハイブリッドは現在フィールドテストに入っています。
画像中:ボルボの新しい油圧式ハイブリッドは、油圧ショベルのブームの下降によって発生する「自由な」エネルギーを利用します。
画像下:この技術はエンジンの負荷を軽減するのに役立ちます。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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