ブリヂストン、オーストラリアに鉱山ソリューションの新拠点を開設

・鉱山事業者にソリューションを提供するグローバルサービスネットワークを拡充

 ㈱ブリヂストンは4月10日、オーストラリア子会社で鉱山車両用タイヤとコンベヤベルト等の販売・サービスを手掛けるブリヂストン マイニング ソリューションズ オーストラリア ピーティーワイ リミテッド(以下、BMSA)が、鉱山ソリューションの新拠点としてハンターバレー マイニング ソリューション センター(以下、HMSC)を開設したと発表した。

 HMSCでは、鉱山車両用タイヤの販売・保守・修理、リムの改修・修理、タイヤのフィッティングなどを組み合わせ、各鉱山事業者様の現場オペレーションに即したソリューションを提供する。また、トラック・バス用タイヤを販売するブリヂストングループ会社のブリヂストン オーストラリア リミテッドと協働し、鉱山内にとどまらず鉱物を輸出する港に至るまでの幅広い運送を支える、トータルモビリティソリューションを提供する。

 また、「B-TAG」※1や「TreadStat」※2というブリヂストングループが開発したデジタルツールを活用し、タイヤの空気圧・温度などのデータを測定・収集・解析することで、車両運行管理やタイヤ交換・ローテーションをはじめとする鉱山事業者様の現場オペレーションの最適化を図る。これにより、鉱山事業者様の安全性・生産性・資産価値の向上に貢献していく。

 ブリヂストングループは、2017年11月に、オーストラリアの西オーストラリア州にピルバラ マイニング ソリューション センターを開設しており、HMSCは、グループで2番目のマイニングソリューションセンターとなる。

 ブリヂストンでは、今後も、世界中の鉱山事業者のニーズに迅速に応えられるよう、グローバルサービスネットワークを拡充し、鉱山ソリューションプロバイダーへと更に進化していく。そして、”Bridgestone Tire & Diversified Products as a Solution”(Bridgestone T&DPaaS)※3の展開を進め、新たな顧客価値・社会価値をお客様と共創し、持続的かつ発展的なビジネスパートナーシップを更に深めていく。

※1:Bridgestone Intelligent Tagの略。運行中の建設・鉱山車両用ラジアルタイヤの空気圧・温度を計測し、情報をリアルタイムで運転手や運行管理者に送信するシステム。

※2:建設・鉱山車両用のタイヤ・リム管理ソフトウェア。

※3:あらゆる分野のMobility as a Service (MaaS) に関わる顧客やサービス事業者に対し、優れた商品とサービスをデジタルでつなぎ、先進的なソリューションとして新たな顧客価値・社会価値を提供するブリヂストン独自のビジネスプラットフォーム。

<BMSA概要>

会社名:Bridgestone Mining Solutions Australia Pty. Ltd.

(ブリヂストン マイニング ソリューションズ オーストラリア ピーティーワイ リミテッド)

所在地:オーストラリア ニューサウスウェールズ州 シドニー

CEO:仁保 滋

資本金:7,000千オーストラリアドル

資本比率:株式会社ブリヂストン 100%

事業内容:建設・鉱山車両用タイヤ・コンベヤベルト等の販売及び付随サービス

従業員数:287名(2018年12月末現在)

<HMSC概要>

拠点名:Hunter Valley Mining Solution Centre

(ハンターバレー マイニング ソリューション センター)

所在地:オーストラリア ニューサウスウェールズ州 ハンターバレー

責任者:Corey Packham(コーリー・パッカム)

従業員数:約60名

画像:鉱山車両用タイヤ修理の様子

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