月島機械は4月8日、水道機工、東芝インフラシステムズ、㈱東京設計事務所、㈱NJS、大豊建設、九州総合建設と構成するコンソーシアムで、2 月7 日に福岡市水道局と乙金浄水場整備工事についての請負契約を締結したと発表した。
工事の内容は、福岡市で最も古い高宮浄水場の老朽化を契機に、高宮浄水場の浄水機能を乙金浄水場へ統合するため、現在の乙金浄水場の計画浄水量110,500㎥/日を186,000㎥/日へ増強するもの。工期は2025年3月までであり、その間、既存の浄水施設を活かしながら同じ敷地内で新設・切替・撤去を繰り返す難度の高い工事となる。
同施設の建設にあたっては民間事業者が持つ技術力、ノウハウや創意工夫が活かせる設計・施工一括発注方式(デザイン・ビルド方式)で発注された。コンソーシアムでは、福岡市で最大の浄水能力となる基幹施設として、より安定した運営が可能となるよう様々な提案を行い、受注に至った。
月島機械は、浄水処理における排水処理に強みをもち、汚泥濃縮設備、脱水設備の豊富な実績を誇る。月島機械およびコンソーシアムの各社は、工事に当たっては安全には万全を期して進めていくとともに、高度な技術力を通じて安定かつ安心な水供給に貢献していく。
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