日立造船は4月5日、中国の江蘇省徐州市において、ごみ焼却発電事業者である徐州鑫盛潤環保能源有限公司より、ごみ焼却発電プラント設備工事を受注したと発表した。日立造船は、焼却炉などの設計および火格子など主要機器供給に加え、機器据付・プラント試運転時の技術指導サービス業務を行う。
日立造船グループは、ごみ焼却発電プラントにおいて、アジアや欧州を中心に900件以上に及ぶ世界トップクラスの実績を有している。
日立造船グループは、今後もごみ焼却発電における世界No.1企業として、ますます高まる海外での衛生的なごみ処理およびエネルギー需要に応える技術やサービスの提供を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献していく。
<工事概要>
発注者:徐州鑫盛潤環保能源有限公司(江蘇省徐州市)
工事名称:徐州市第二生活ごみ焼却プラント焼却ライン輸入設備焼却炉調達
日立造船業務:焼却炉設備に係る設計、主要機器供給、据付・試運転時の技術指導サービス業務
施設規模:ストーカ式焼却炉2,250トン/日(750トン/日×3炉)
発電出力50MW
所在地:中華人民共和国江蘇省徐州市
最終ロット機器納期:2019年12月