ナブテスコは4月1日、グループ2 工場(神戸工場と山形工場)が平成30 年度第3 回認証審査において、「国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」を取得したと発表した。(国内拠点一覧)
レジリエンス認証とは、内閣官房国土強靭化推進室が平成28 年2 月に制定した「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づき、災害や危機に強い国づくりをスローガンとする国土強靭化の趣旨に賛同し、事業継続への取り組みを積極的に行っている企業や自治体、学校、病院等の各種団体を、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が審査し、「国土強靭化貢献団体」として認証する制度。
今回認証を取得したのは、鉄道車両用機器事業を手掛ける「鉄道カンパニー 神戸工場」(認証・登録番号E0000043)、およびナブテスコのグループ会社で商用車用機器事業を手掛ける「ナブテスコ オートモーティブ(本社:東京都千代田区)山形工場」(認証・登録番号E0000042)となる。
ナブテスコグループでは、実効性のあるBCP(事業継続計画)の刷新に着手し、主要な事業拠点の全てが本認証取得をめざして活動しており、今回の両工場での認証取得は、昨年度の東洋自動機 岩国工場に次ぐもの。また、ナブテスコグループは、昨年度より、取引のある重要なサプライヤーにも、事業継続の取り組みを拡大し、「BCP 啓発セミナー」や「BCP 策定講座」の開催によるBCP 策定支援を行うとともに、同認証の取得も推奨している。
このように、自社グループでの事業継続のみならず、サプライヤーと一体となったサプライチェーンの視点でBCP の活動に取り組み、災害や危機に強い企業をめざしていく。