英国の大手建設機械メーカー、JCB(本社:スタフォードシャー)はインドでの40年間の製造を祝う準備を進めているが、3月26日、インドの新工場に6,500万ポンドを投資すると発表した。
新工場はインド西海岸のグジャラート州にあるSurat(スラト)の港湾都市近くのVadodara(ヴァードダラー)に位置し、JCBは需要増に対応するためにグローバル生産ライン用の部品を製造する。
JCB会長のLord Bamford(バンフォード卿)は昨日(3月25日・月)、インドでJCBの6番目となる新工場の土台を築いた。この国は、2007年以来最大の単一市場となっている。
JCBは、Staffordshire(スタッフォードシャー)のUttoxeter(アトックシター)にJCBマシン用のキャブを建設するための5,000万ポンド(約73億円)投資した工場が今年中に完成する予定。
バンフォード卿は、「英国とインドでの製造能力への大規模な投資により、将来的に事業を成長させることができます。今年は40年間のJCB Indiaを祝い、この40年間での成功は継続的な投資によるものです。40周年を迎えた工場に投資することで、製造能力が大幅に向上すると見合っています」と述べた。
JCBインドはすでにDelhi(デリー)、Pune(プネ)とJaipur(ジャイプール)に工場がある。来年は44エーカー(約17.8万㎡)の敷地にある新しい施設での生産が開始される。それは最新のレーザー切断、溶接および機械加工技術を収容し、フォークリフトのない操作となる。年間85,000トンの鋼材を処理することができる。
JCBインドMD、Vipin Sondhi(ヴィピン・ソンディ)氏は次のように述べている。「40年間、JCBはインドにコミットし続けています。Vadodara(ヴァドーダラー)に新しい世界クラスの工場を建設するという決定は、JCBのインドに対するコミットメントに基づいています。選ばれた場所は、効率的な輸送を可能にする主要な港の近くに位置しているので戦略的に重要です。」
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