・スマートファクトリーの実現に向け、生産技術開発の体制を強化
京セラは3月26日、ロボットやAI(人工知能)を活用した生産設備の自動化など、自社設備の開発体制の強化と製作スペースの拡張を目的に、4月3日より新工場棟(29号ビル:画像は完成イメージ)の建設を開始すると発表した。
現在、京セラでは、作業の効率化や品質改善、将来的な人手不足への対応を図るため、AIやロボットなどの先端技術を活用し、各拠点の生産性倍増に向けた取り組みを進めている。さらに、生産プロセス改革による徹底的な原価低減により、高成長・高収益企業の実現をめざしている。
今回の新棟建設は、その取り組みの一環として、大阪大東事業所にある生産プロセス・設備の研究開発拠点と、滋賀八日市工場にある各工場・事業所向けの生産設備製作拠点を滋賀野洲工場に集約し、開発・製作スペースを約2倍に拡張することで、よりスピーディな開発体制を確立していく。
京セラグループでは、今後もスマートファクトリーの実現に向け、先端技術を活用した生産設備の導入など、積極的な設備投資を継続していく。
<新工場の概要>
名称:京セラ株式会社 滋賀野洲工場 29号ビル
所在地:滋賀県野洲市市三宅800
投資総額:約50億円
建築面積:3,849 ㎡ (鉄骨、4階建)
延床面積:13,305 ㎡
建設計画:着工:2019年4月 操業:2020年4月予定
生産品目:自社生産設備の開発・製作
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