アキレスは3 月 27日、主力事業の車輌・航空機用内装材の事業拡大を図るため、中国で2拠点目となる製造・販売子会社を華南地区(広東省佛山市)に設立すると発表した。本格稼動は 2021 年を予定しており、2023 年度には 200 百万元(約 33 億円)の売上を目標としている。(アキレス海外拠点)
2018 年の中国自動車生産台数は約 2,800 万台であり、全世界の 1/3 を占めている。今後も高い成長率が見込まれる中国市場において、最新の製造設備を導入し、競争力の高い自動車内装材を製造・販売する。地利を生かし、東南アジアへの販路拡大も計画している。中国は世界最大の鉄道車輌生産地であるほか、航空機市場も今後高い成長が予想され、これらの内装材も製造・販売する。
なお、当該子会社の資本金の額がアキレスの資本金の 100 分の 10以上に相当するため、アキレスの特定子会社に該当することになる。
<子会社の概要>
商号:阿基里斯(佛山)有限公司(仮称)
代表者:大蔵孝也(アキレス取締役)(予定)
所在地:中華人民共和国広東省佛山市
設立年月日:2019 年 4 月(予定)
主な事業の内容:自動車、鉄道車輌、航空機用内装材の製造・販売
決算期:12 月
資本金:設立時…150 百万元(約 25 億円)、その後設備投資の進捗にあわせ段階的に増資を実施し、2020 年 9 月までには 300 百万元(約 50 億円)の資本金とする計画。
出資比率:アキレス 100%