㈱明治は3月26日、約38億円を投じて守谷工場(茨城県守谷市)および関西工場(大阪府貝塚市)において、ヨーグルト「明治ヨーグルトドルチェとろけると」シリーズの生産ラインを新設すると発表した。
明治グループでは、長期的な企業価値向上の実現を目指す、2026ビジョンを策定している。このビジョンでは、明治グループ 100年で培った強みに、新たな技術や知見を取り入れて「食と健康」で一歩先を行く価値を創造し、日本、世界で成長し続けるといったグループ像を描いている。
新設のラインで生産を開始するヨーグルトについては、より「おいしさ」を追求し、充填してから発酵をする後発酵タイプのヨーグルトでありながら、2層にすることを実現した。上層と下層で風味や食感、香りのコントラストを楽しんでもらえる新しいヨーグルトになっている。
明治グループでは、ヨーグルトを2026 ビジョンにおけるコア事業領域と位置づけている。新ラインで生産する「おいしさ」を追求した新たな高付加価値商品でヨーグルト市場のさらなる拡大を目指すとともに、今後もコア事業については経営資源を積極的に投入し事業拡大を目指していく。
<新設するヨーグルトラインの概要>
守谷工場:茨城県守谷市野木崎 3456番地
関西工場:大阪府貝塚市二色南町 16番地
生産品目:「明治ヨーグルトドルチェとろけると」シリーズ
投資金額:約38億円