トリケミカル研究所、約16億円投じて台湾に新工場建設

 トリケミカル研究所(本社:山梨県上野原市)は、100%子会社である台湾の三化電子材料股份有限公司に新工場建設を検討していたが、3月15日、用地の決定をはじめとした諸条件が整ったことから、新工場建設に着手することになったと発表した。

 新工場は、同社グループの中長期におけるグローバル戦略の中核として、同社グループの主要な販売先である台湾のユーザーに対し、現地に生産・開発拠点を設けることにより、そのニーズにスムーズかつ迅速に応えることで同社グループの持続的な成長を図るもの。2017年4月14日付で「当社子会社における新工場建設に関するお知らせ」で発表していた。

<新工場の概要>

所在地:台湾苗栗縣銅羅郷銅科段136號(新竹科学工業園区 銅羅園区内)

敷地面積:14,200.58㎡

延床面積:5,333.42㎡ (第1期工事)

設備投資額:約16億円(建物・設備)

着工:2019年5月(予定)

竣工:2020年5月(予定)

<連結子会社の概要>

商号:三化電子材料股份有限公司

本店所在地:台湾新竹縣竹北市

代表者:太附 聖

事業内容:台湾における半導体等製造用高純度化学化合物の製造、販売、開発

資本金の額:100百万台湾ドル

 ニュースリリース